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「せたおん」とは

2007年4月より、世田谷区民をはじめ多くの方々に身近な地域で様々な音楽に親しんでいただくために、せたがや文化財団に音楽事業部が発足しました。「せたおん」の愛称で活動しています。

音楽監督に作曲家の池辺晋一郎、スペシャルプロデューサーに作曲家・舞台音楽家の宮川彬良を擁し、世田谷の特色を生かし、より活力のある地域づくりに貢献することをめざしています。音楽専門施設(ホールや練習室等)を持たないため、公演内容に合わせて主に区立施設(世田谷区民会館、成城ホールなど)を使用し、幅広い充実した事業を展開しています。

また、世田谷区との共催で2010年に発足した“せたがやジュニアオーケストラ”は定期演奏会やオータムコンサートのほか、他のジュニアたちとの交流など、せたおんの親善大使役を担っています。

池辺晋一郎音楽監督についてはこちら
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これまでの主な公演・企画

室内楽シリーズイメージ画像
室内楽シリーズ
世田谷在住の音楽家や国内トップレベルの演奏家など、本格的なクラシックコンサートを聴きたい方におススメのシリーズです。撮影:TAKEHIKO HASHIMOTO
オータムコンサートイメージ画像
オータムコンサート
クラシック音楽を身近に感じてもらうための、オーケストラを中心とした親子で楽しむ入門篇コンサートです。せたがやジュニアオーケストラが毎年出演しています。撮影:増田典子
音楽監督企画イメージ画像
音楽監督企画
音楽監督の他分野におよぶ豊富な知識や人脈を活用し、異分野との関係から広がる音楽のまた一味違った楽しみ方を提案する世田谷独自企画のコンサートです。池辺音楽監督とゲストとの巧みなトークと共に、音楽の演奏をお楽しみいただきます。撮影:TAKEHIKO HASHIMOTO
様々なジャンルのコンサートイメージ画像
様々なジャンルのコンサート
新しい音楽の世界を体感できる独自のプログラムなど、クラシック以外の企画にも積極的に取り組んでいます。撮影:TAKEHIKO HASHIMOTO
アマチュアの演奏家による公演イメージ画像
アマチュアの演奏家による公演
世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団による「名曲コンサート」や、自ら演奏を楽しんでいる方が出演する「せたがやバンドバトル」などがあります。撮影:増田典子
「まちかどコンサート」シリーズイメージ画像
「まちかどコンサート」シリーズ
世田谷のあらゆる街角から生演奏を身近に楽しんでいただくコンサートシリーズです。オカリナ、アコーディオン、ハンドベルなど、演奏を聴く機会の少ない楽器も数多く登場します。
各種ワークショップ、レクチャーなどイメージ画像
各種ワークショップ、レクチャーなど
想像力や創造性を発見し育てるため、幅広い年代を対象とした様々なワークショップやレクチャーを実施しています。特に「Let's Sing ゴスペル!」や当部のスペシャルプロデューサーである宮川彬良の「せたがや音楽研究所」は人気を集めています。
学校へのアウトリーチイメージ画像
学校へのアウトリーチ
区立小・中学校と連携し、授業支援のためのアウトリーチ企画を実施します。また、各学校の音楽部活動等への講師派遣等の支援も行っています。

その他、区内自治会や商店街などからの依頼による演奏家の派遣や、「世田谷芸術アワード」の開催・「せたがや音楽通信」の発行などの世田谷区受託事業、そして各種イベントに伴う演奏会企画なども行っています。

これまでのプロジェクト


音楽監督 池辺 晋一郎

池辺晋一郎イメージ画像

作曲家/1943年水戸市生まれ
67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、島岡譲の各氏に師事。
66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(内、3度最優秀賞)などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、02年放送文化賞、11年横浜文化賞、15年姫路市芸術文化大賞、16年渡邉暁雄音楽基金特別を受賞。04年紫綬褒章、18年文化功労者、22年旭日中綬章。
現在、東京音楽大学教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂・洋楽監督、せたがや文化財団音楽事業部音楽監督、姫路市文化国際交流財団芸術監督、他多くの文化団体の企画運営委員、顧問、評議員、音楽コンクール選考委員などを務める。96年より13年間、NHKテレビ「N響アワー」の司会を担当し、好評を博した。
15年4月よりNHK-FM「N響 ザ・レジェンド」の解説者を担当。
作品:交響曲No.1~11、ピアノ協奏曲(3曲)、チェロ協奏曲、オペラ「死神」「耳なし芳一」「鹿鳴館」「高野聖」をはじめ、管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲など多数。
附帯音楽:映画「影武者」「楢山節考」「うなぎ」「瀬戸内少年野球団」「スパイ・ゾルゲ」「バルトの楽園」「劔岳点の記」「春を背負って」、TV「八代将軍吉宗」「元禄繚乱」、など多数の映画・ドラマ音楽の他、演劇音楽約520本を担当。
著書に「音のいい残したもの」「スプラッシュ」「空を見てますか…1~7」「バッハの音符たち」「モーツァルトの音符たち」「ブラームスの音符たち」「シューベルトの音符たち」「ベートーヴェンの音符たち」等がある。


スペシャルプロデューサー 宮川 彬良

宮川彬良イメージ画像

作曲家/1961年東京都出身
劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽で作曲家デビュー。その後数多くのミュージカル・舞台音楽を手掛ける。代表作に「身毒丸」(読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞)、「ミラクル」(東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞受賞)、「ハムレット」(読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞)、「天保十二年のシェイクスピア」(読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞)、「ONE MAN'S DREAM」「DOROTHY~オズの魔法使い~」など。また、ショーのために作曲した「マツケンサンバII」 が大ブレイク、舞台音楽からヒット曲を送り出した。
NHK Eテレ「クインテット」 BS2「どれみふぁワンダーランド」 BSプレミアム「宮川彬良のショータイム」で音楽を担当し自身も出演。アニメ「星のカービィ」「宇宙戦艦ヤマト2199/2202」、NHK木曜時代劇「ちかえもん」 連続テレビ小説「ひよっこ」 特集ドラマ「アイドル」 の音楽、「第68回紅白歌合戦」 のオープニングテーマ、オーケストラ曲「風のオリヴァストロ」「シンフォニック・マンボ. No.5」 など活動は幅広い。また『コンサートはショーである』を信条に各地で精力的に演奏活動を行っている。
2022年 エッセイ集“「アキラさん」は音楽を楽しむ天才”(NHK出版)を上梓。


せたがやジュニアオーケストラ

せたがやジュニアオーケストライメージ画像
せたがやジュニアオーケストライメージ画像

池辺音楽監督が提唱、過去2回実施の「オーケストラ楽器体験ワークショップ」(2008年度はおよそ7カ月間、2009年度はおよそ3カ月間)を経て、2010年4月、“ジュニアオーケストラ”として活動をスタートしました。
“オーケストラ”という小さな社会の中では、技術の向上だけが大切なものではありません。せたがやジュニアオーケストラは、音楽を通じて、情操と協調の精神を学び、豊かな人間性と社会性を身につけることを目指しています。
メンバーは、世田谷区在住・在学の、小学3年生から20歳まで。幅広い年齢と個性で、生き生きと練習に励んでいます。撮影:青柳聡 せたがやジュニアオーケストラホームページ


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