室内楽シリーズ【未就学児童入場不可】
亀井良信と管楽器の精鋭たち
小規模ホールで選りすぐりの演奏家による上質な音楽を存分に堪能できる「室内楽シリーズ」。
今年度最初の公演は、管楽アンサンブルをお届けします。
リーダーを実力派クラリネット奏者・亀井良信に託し、オーボエ、クラリネット、ファゴットというリード楽器の三重奏からはじまり、次にフルートを加えた四重奏、そして最後に金管のホルンが入る五重奏につなぐというプログラム構成で臨みます。
メンバーは、いずれも今もっとも注目されている精鋭の若手奏者ばかり。
上質な管楽アンサンブルは、まるで全員でひとつの大きな楽器を奏でるよう。生の息遣い、ホールに広がる心地よい音色。 音楽の楽しさを味わうことのできる幸せな時間をお約束します。
出演者
- 小池郁江(フルート)
東京芸術大学を首席で卒業、同大学院修士課程を修了。アフィニス文化財団の海外研修員として、ミュンヘンに留学。日本音楽コンクール入選、日本管打楽器コンクール第1位•特別大賞、神戸国際フルートコンクール第5位。霧島国際音楽祭、サイトウ•キネン•フェスティバルに出演。現在、東京都交響楽団フルート奏者。東京芸術大学、桐朋学園大学の非常勤講師を務める。
- 宮村和宏(オーボエ)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。2000年第69回日本音楽コンクールオーボエ部門第1位。現在、東京佼成ウインドオーケストラオーボエ奏者及び副コンサートマスターを務める傍ら、リサイタル等のソロ活動や現代音楽、国内外のオーケストラの公演に客演首席奏者として多数参加している。
- 亀井良信(クラリネット)
9歳で父の手ほどきでクラリネットを始める。桐朋女子高校音楽科卒業後に渡仏。パリ市12区ポール・デュカ音楽院、オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方国立音楽院を満場一致の1位で卒業。ピエール・ブーレーズに認められフランスの騎馬オペラ団「ジンガロ劇団」にソリストとして出演。2003年に帰国。 97年トゥーロン国際コンクールでスペディダム賞受賞、日本木管コンクール1位コスモス賞。国内主要オーケストラと共演、出光音楽賞、アリオン賞、名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞。 桐朋学園大学特任講師・東京音楽大学講師・洗足学園音楽大学非常勤講師
曲目
J.イベール:木管三重奏のための5つの作品
G.オーリック:木管三重奏曲
J.フランセ:フルート、オーボエ、クラリネットとファゴットのための四重奏曲
W.A.モーツァルト:フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲『きらきら星』変奏曲(木管五重奏版)
W.A.モーツァルト:交響曲第40番(木管五重奏版)
※演奏曲目は予告なく変更になる場合があります。
入場料
一般 | 3,000円 |
---|---|
アーツカード・世田谷パブリックシアター友の会 | 2,800円(前売りのみ) |
※未就学児童入場不可。全席指定・消費税込み
- 音楽監督
- 池辺晋一郎
- 主催
- 公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部
- 共催
- 世田谷区
- 後援
- 世田谷区教育委員会
- 協力
- 松本記念音楽迎賓館、エフエム世田谷、(有)太子堂楽器店