浪曲師、国本武春のうなりワールド【未就学児童入場不可】
伝統の話芸を磨き、現代のビートを重ねる!
時代を変える浪曲師、国本武春が繰り広げる古典と現代を継ぐパフォーマンス。
日本の古典芸能、浪曲。
その古典の実力はもちろん、三味線にギターのフレーズを取り入れた独自の奏法により、ロック、R&B、ブルーグラスなど音楽ジャンルを超えた、まさに本物のエンターテイナー。
人気浪曲師・国本武春の登場です。
今回は、前半に、浪曲界の宝、音締の良さと技術が随一の沢村豊子を招いて伝統の浪曲を。後半はギタリスト中村信吾との共演で、楽しい国本ワールドを展開するという、ファン垂涎のプログラム。
浪曲は初めてという方でも、義理と人情に生きる人間を情感たっぷりに描いた、「うなる」カリスマの話芸に魅了されるに違いありません。
これでもかという笑いから、ほろりとした涙まで、極めつきのステージです。
出演者
- 国本武春(浪曲、三味線、ヴォーカル)
1960年千葉県生れ。浪曲師。19歳で浪曲界入り。1982年上野本牧で初舞台。寺山修司の演劇に参加するなど数々のライブに出演。1987年に渡米しニューヨーク、ボストンで公演。その頃から作詞・曲活動を始め、独自の三味線奏法も開発。ロックやR&Bに「語り」と三味線が合体した“弾き語りスタイル”を確立する。古典浪曲と弾き語りで文化庁芸術祭新人賞、2度の花形演芸大賞、芸術選奨文部大臣新人賞等多くの受賞歴を持つ。浪曲中興の祖、桃中軒雲右衛門から続く「忠臣蔵」が国本武春のライフワーク。
- 沢村豊子(曲師)
1937年、福岡県生まれ。12歳で名曲師山本艶子に師事。17歳で浪曲師国友忠の三味線を担当。以来、三波春夫、村田英雄、二葉百合子等の伴奏をつとめる。現在は国本武春の相三味線。その音締めの良さと技術で当代一の曲師である。
- 中村信吾(コーラス、アコースティック・ギター他)
1981年“DANG GANG BROTHERS”のギタリストとしてEPICソニーよりデビュー。1990年に“DANG GANG BROTHERS BAND”としてのバンド活動を休止。以降、ギタリストとして数多くのアーティストのコンサートやレコーディングで演奏(国本武春、ラサール石井、宗次郎、白鳥英美子、トワ・エ・モア、ビリー・バンバン、白鳥マイカ等順不同/敬称略)するほか、CM制作や舞台制作において演奏やアレンジを手がけている。 2011年より実力派アーティストによるプロジェクト“団塊の世代へ贈る唄”のメンバーとしても活動、シリーズ第一弾「なつかしきあの頃」ではリードボーカルを務めている。
入場料
[全席自由]
一般 | 3,500円 |
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アーツカード・世田谷パブリックシアター友の会 | 3,200円(前売りのみ) |
※未就学児童入場不可。全席自由・消費税込み
- 音楽監督
- 池辺晋一郎
- 主催
- 公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部
- 共催
- 世田谷区
- 後援
- 世田谷区教育委員会
- 協力
- 松本記念音楽迎賓館、エフエム世田谷、(有)太子堂楽器店