室内楽シリーズ
古部賢一&鈴木大介 ―オーボエとギターのおしゃれな時間―【未就学児は入場不可】
曲目
G.F.テレマン:ソナタイ短調
A.マルチェロ(J.S.バッハ編):オーボエ協奏曲 BWV 974
D.チマローザ(A.ベンジャミン編):オーボエ協奏曲
M.ラヴェル:ハバネラ形式の小品
E.モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
A.C.ジョビン:イパネマの娘
C.マシャド:涙のないショーロ
H.ヴィラ=ロボス:ショティッシュ・ショーロ(ギター・ソロ)
M.プホール:ポンペイヤ
A.ピアソラ:タンゴの歴史 - カフェ1930
A.ピアソラ:リベルタンゴ
他
※曲目は予告なく変更する場合があります
入場料
一般 | 3,500円 |
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せたがやアーツカード | 3,000円(前売のみ) |
世田谷パブリックシアター友の会 | 3,000円(前売のみ) |
※未就学児入場不可。全席指定・消費税込み
※車椅子スペースあり(定員あり・要予約)
料金:10%割引・付添者は1名まで無料
申込:公演日前日の19:00までに世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)へ
プロフィール
- 古部賢一(オーボエ)
大阪生まれ。東京芸術大学卒業後、ミュンヘン音楽大学大学院にてG.パッシン氏に師事。また、S.ゴールドベルグ氏にも薫陶を受ける。
1991年、小澤征爾率いる新日本フィルハーモニー交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。これまでに、ハンブルク北ドイツ放送響、ベルリン・ドイツ響、シュトゥットガルト室内管などにも客演首席奏者としてしばしば招かれている。
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバル、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭などにも定期的に出演。
リサイタルや室内楽にも積極的に取り組み、ドイツを代表するチェンバロ奏者クリスティーネ・ショルンスハイムとのデュオを国内およびライプツィヒ・バッハ博物館で行うなど、バロック演奏でも高い評価を得ている。
他にも、エマニュエル・パユ、諏訪内晶子、樫本大進ら国際的アーティストとの共演も数多く、厚い信頼を寄せられている。2014年には、ライナー・キュッヒル率いるウィーン・フィルメンバーと共演。
現代作品にも積極的に取り組み、日本を代表する現代作曲家である故・林光のソナタを自ら委嘱・初演。近年では2016年春、ポリーニ・プロジェクトの一環でベリオ作曲の『セクェンツァVII』を東京文化会館にて好演。
また最近では2014年にギタリスト鈴木大介との2枚目となるデュオ・アルバム『Cafe1930』をキングレコードよりリリースするなど、クラシックにとらわれず多彩な共演者とのコラボレーションも展開している。2016年秋には紀尾井ホールにて箏と峰崎勾当作曲の『残月』を好演した。
札幌大谷大学芸術学部音楽学科客員教授、東京音楽大学、相愛音楽大学非常勤講師。近年では、ミュンヘン音楽大学に招かれてマスタークラスを行うなど、後進の指導にも目覚しく、ソニー国際オーボエコンクール・軽井沢、日本音楽コンクールの審査員を務める。
写真:(c)土居政則
- 鈴木大介(ギター)
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
ベルリン・パリ・東京にてケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演、ギター・フェスティバルへの出演、アメリカで開催されたジャパン・フェスティバルへの参加など内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでに、クロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブランドン・ロス、古部賢一、須川展也、天羽明惠らと共演を重ねている。また、小澤征爾が中心となって行われるサイトウ・キネン・フェスティバル松本には、ゲスト・プレイヤーおよびオーケストラ・メンバーとして、1997年以降頻繁に招かれている。各方面から高い評価を得ている。
「キネマ楽園」、「キネマ楽園Ⅱ/夜の太陽」は、ギター・ソロによる映画音楽のカバーで大ヒットとなり、今日までに同シリーズを全7作品リリースしている。最新CDは、自身初となるコンポジション作品集「12 Etudes for guitar solo」を中島ノブユキのプロデュースにより2016年3月にリリース。
長年NHK-FMラジオのパーソナリティーを務めるなど多彩な顔を持つ。
第10回出光音楽賞、平成17年度芸術祭優秀賞(レコード部門)、平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。
http://daisukesuzuki.at.webry.info/
写真:(c)Matsunao Kokubo
- 音楽監督
- 池辺晋一郎
- 主催
- 公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部
- 後援
- 世田谷区、世田谷区教育委員会
- 協力
- 松本記念音楽迎賓館、(株)世田谷サービス公社エフエム世田谷、(有)太子堂楽器店