山崎伸子 チェロ・リサイタル【未就学児入場不可】
現代日本を代表するベテランの実力派チェリスト、山崎伸子。
カザルスホールのチェロ連続リサイタルや、チェロ・ソナタ・シリーズなど
まさに第一線で活躍し続けている彼女が
今一番弾きたい作品として選び抜いた
とっておきの曲でリサイタルをお届けします。
曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品5-1
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
※曲目は予告なく変更する場合があります
入場料
一般 | 3,500円 |
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せたがやアーツカード・世田谷パブリックシアター友の会 | 3,000円(前売のみ) |
※未就学児入場不可。全席指定・消費税込み
※車椅子スペースあり(定員あり・要予約)
料金:10%割引・付添者は1名まで無料
申込:公演日前日の19:00までに世田谷パブリックシアターチケットセンター(03-5432-1515)へ
プロフィール
- 山崎伸子(チェロ)
広島生まれ。「子供のための音楽教室」広島分室を経て、桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理各氏に師事。
第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後、文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーブでピエール・フルニエに師事。帰国後は日本国内の主要オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽のほか、サントリーホール・オープニングシリーズでイギリス室内管との共演をはじめ、スイス・ロマンド管や、バンベルク響のソリストに選ばれるなど、活躍を続けている。
また、カザルスホール主催のチェロ連続リサイタルでも卓越した音楽性が高く評価された。
さいたまアーツシアター・カルテットの主軸として、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲に取り組むなど、室内楽においても卓越した音楽性を発揮している。マルタ・アルゲリッチ、堀米ゆず子等とサントリーホールにて共演。「見事に自身の歌を聴かせて情感の幅をより豊かに、またふくよかにしてくれた山崎の充実ぶりも驚異的だった。感動と同時に感謝である。」(諸石幸生:音楽の友2005年3月号より)
1987年「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」受賞。第49回レコード・アカデミー賞<室内楽曲部門>「チェロ・リサイタル4」(共演:野平一郎)を受賞。
2007年より10年にわたり津田ホール、浜離宮朝日ホールでチェロ・ソナタ・シリーズを開催し、2017年5月に紀尾井ホールで最終回を迎え、好評を博した。2012年度『東燃ゼネラル音楽賞』(旧:エクソンモービル音楽賞)奨励賞 受賞。
現在、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授。
使用楽器はヒエロニムス・アマティ 1641年製。
- 加藤洋之(ピアノ)
東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学卒業。学内にて「安宅賞」を受賞。大学院在学中の1990年にジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後、ハンガリー国立リスト音楽院でイシュトヴァン・ラントシュ氏、1996年よりケルンでパヴェル・ギリロフ氏に師事した。
ブルガリア国立放送響、ブダペスト・フィル、ヘルシンボリ響、ハンガリー国立響等と協演、国内外でソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を続けている。
ウィーン・フィルのライナー・キュッヒル氏とは2014年まで15年間、デュオ・パートナーとして数多くの公演を重ねてきた。2002年のウィグモア・ホール(ロンドン)でのコンサートは”The Times”紙上で絶賛された。2010年にはウィーン・ムジークフェラインでベートーヴェンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」全曲演奏会が開催され、大成功を収めた。
- 音楽監督
- 池辺晋一郎
- 主催
- 公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部
- 後援
- 世田谷区、世田谷区教育委員会
- 協力
- (株)世田谷サービス公社・エフエム世田谷、松本記念音楽迎賓館、(有)太子堂楽器店